見つめられて…夏。

本屋にさ、買い物に行ったのよ。
その日は欲しい新刊のコミックスがあったので
一目散にコミックの最新刊コーナーへ。

目的のコミックを手に取り、他に目ぼしい本はないかな~?なんて
本をなんとなく眺めていると自分の右側から誰かの気配と視線を感じたわけですよ。

これは!また可愛い子猫ちゃんを一目惚れさせてしまったのか!ああっ!なんて罪作りな自分!

…てなことを思うわけもなく当然のごとく
あー…自分は開店以来十年この本屋に通っているのに
万引きしそうな怪しいやつと思われるのか…と思ったのですが

違う。万引きをしないか見張るにしても近い。
相手の気配が近すぎる。自分のほぼ真横に立っている。

じゃあ新刊コーナーを見ている別のお客さんかと言うとこれも違う。
相手の視線は本がある下の方向を見ていない。
怖くてまだ相手を見てはいないが間違い無く視線はまっすぐ私に向いている。

あー…これはアレか因縁つけられるパターンか。
どっか適当な路地に連れ込まれて金を出せって言われて
私が持っていないと言うとその場でジャンプさせられるやつか。

ひとまずとにかくこの場から離れよう。
その際に私が相手の視線に気づいていることを気取られてはならぬ。
もしも目が合ったりした日にゃ、もうそれでゲームオーバーだ。

あっちの方にはなんか良い本あるかな?ってな顔して
じりじりと距離を広げる私。

1メートル…1.5メートル…2メートル…

相手は微動だにせず追ってこない!
なんだ因縁つけるために私を見ていたんじゃなかったのか…

3メートルほど離れたところで恐る恐る相手を見る。

その瞬間固まる私。


そこにいたのは…等身大のルフィさんの立て看板だったよ。
流石は海賊王になるって男だね、目力(めぢから)がハンパ無いわルフィさん。


そんなクソ暑い夏のある日の午後。
自分はもうダメかもわからんね(遠い目)
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スクラッチ

先日、新宿に行ってきた。
10年ばかりの間、私は新宿と言う土地に行くことを意識的に避けてきた。

新宿には父が入院した病院があったのだ。

毎週毎週少なくはない荷物を抱えて父親を見舞いに新宿に通うことは私には苦痛だった。
なにより苦痛に思うということ自体が自分はなんという薄情な人間なのかと私を苦しめた。

そんな苦い思い出しかなかった新宿に行ってきた。
嫌な思い出がフラッシュバックするのではないかと内心ドキドキしていたが
10年の間に変わった場所もあったり記憶が薄れたりしたせいか
そのようなことは無かった。

ただ新宿駅の西口を出たところに小さな小さな宝くじ売り場があった。

私はその売り場を知っていた。
知っていることを思い出した。

そこはまだ父の病状が悪化する前で病院の外に出ることができていた時
私と父と姉が揃って新宿の駅前を歩いた時に誰が言い出したかスクラッチくじを買った売り場だった。
その時幾ばくかのお金が当たりみんなで喜んだ場所だった。

それから3人で食事に行った。
それが3人で囲んだ最後の食卓だった。

あの時、父も姉も笑っていた気がする。
私も笑っていた気がする。

苦しいだけではなかった。
苦いだけではなかった。

楽しいこともあった。
笑うこともあったのだ。
なにか救われた気がした。

気がしただけかもしれないがそれでいい。


余談だが試しに先日もスクラッチくじを買ってみた。
結果は100円の当たりだった。

誰かが笑った気がした。

スポーツ刈り。

子どもの時の髪型って言うのは
ほぼ100パーセント親の好みで決められるわけでして。
当家の場合は父の方針でスポーツ刈り一択でした。

…よく考えたら「スポーツ刈り」って名称は一般的なんですかね?
まあ、簡単に言ってしまえば丸刈りなんですが

特徴的なのが頭のサイドにアディダスやプーマ、ナイキなど
スポーツ用品メーカーのロゴマークを刈り込むことをスポーツ刈りと言うのですよ。

ちなみに有名メーカーの正規ロゴマークは使用料が高いので
下町の床屋ではアディダスお馴染みの三枚の葉っぱがよく見ると扇になっている「アジディス」
「asics(アシックス)」ではなく「asiksa」(アシックサ)
プーマの下に描かれているのがチータではなくて本当にピューマだったりする等
バッタ物の刈込が流行り、社会問題になりました。

うん。まあ、それはウソ。

スポーツ刈りって言うのはスポーツ少年、特に野球少年がしているような丸刈りのことを言う訳ですよ。

味もそっけもない髪形ですが手入れが楽なのと
床屋さんに言った翌日は坊主フェチのI谷さんが頭を触りに来てくれると言う利点があったのよ。

ただ、いじめっ子のO久保くんに発見されると乱暴にいじくりまわされるので
これからスポーツ刈りにしようと思っている人は床屋に行った直後は
彼のそばに近づかないよう、また決して後ろを取られないように気を付けてください。

つか話が横にそれまくっていますが
要は子供のころ私が床屋に行く→スポーツ刈りにされる。だったのですよ。

ただ自我が形成されるとともにそれに疑問が生じてくるものでして
私が小学五年生になった時に後の世にいう「(床屋に行く行かないの)七日間戦争」が起こる訳ですよ。

これは皆さんご存知のように私の父の
「風呂に入ってもカラスの行水でちゃんと頭を洗うか分からないからダメ!イヤなら小遣いもやらん!」の一言で
我が軍の完全降伏で幕を閉じたわけでございますが

それから4年経ち私が中学校3年生。
もうすぐ修学旅行という時に再び火種が燃え上がる訳ですよ!

中学3年生、15歳と言えばそろそろ色気づいてきて
オサレなんぞに目覚める年ごろなわけじゃないですか。

しかし私は寝っぱなしだったのよね。
三年寝太郎は寝たように見えながらも村の干ばつをどうしようかと考え続けていたわけですが
私は私でフリーザつええええええだの、ギニュー特戦隊の強さの順番を考えるのに忙しくて
オサレ心が目覚める兆しも見えなかったのですよ。

これを心配したのか、我が父上。
私の髪が伸びてきたある日、床屋の代金を渡しながらこう仰った。

「そろそろお前もスポーツ刈りじゃなくて
床屋で『髪を伸ばしたいからおかしくないように切ってください』って切ってもらってきたらどうだ?」

まさかの無血革命ですよ。
私としてもオサレ心は眠りっぱなしだったものの
さすがに野球部員でもないのにスポーツ刈りだったのが嫌だったので当然のごとく条約締結ですよ。
ここに約五年(休止期間4年11ヶ月3週間)に渡る父子の「スポーツ刈り戦争」に幕が下りたのですよ!



ところがどっこい。
私が行きつけの「バーバーウサミ」に意気揚々と駆けつけ
「髪を伸ばしたい云々」と言ったところウサミの大将が「君にはまだ早い!」って言うじゃないですか!

まさかのラスボス登場ですよ!
バラモスを倒したと思ったらゾーマがいたドラクエⅢ並みの衝撃ですよ!

いやいやいや、父と歴史的和解を果たしたからにはここで負けるわけにはいかないと
「でも…ゴニョゴニョ…」と弱弱しく反論を試みるも
強面でとおっている大将の迫力の前にみるみる劣勢に。

しかし見かねた大将の奥さんの「中学3年生にもなったら色々な髪形を試してみたいよねー」等の援護によって
どうにか大将も渋々許してくれたので晴れて私はスポーツ刈りから卒業と相成ったのです。

ただ、その後大人になっても私のオサレ心は目覚めることはなく
未だにヘアワックス売り場でハードだのウェットだのクールだのルーズだの
エアだのワイルドだのスパイキーだの種類の豊富さに頭から大きい?を出した末に
何となく雰囲気でしたい髪型もなく適当に買っている有様なので
きっと今バーバーウサミに行っても大将は私をスポーツ刈りにするんだろうなぁ、と思う。

10月まとめ。

調子悪い。

蝶・調子悪い。

半径20メートル弱の生活圏。

HDDに撮りためたテレビ番組を見ないで消す。

そんな鬱々とした10月の日々。


でも、とりあえず来年の1月までは生きてみようと思った。

特撮ヒーロー“宇宙刑事ギャバン”が復活 海賊戦隊と映画でタッグ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111031-00000324-oric-movi


それにもやしも美味いしな。

8月31日の

何とも言えぬ寂しさよ。

ただ最近の学校は8月の最終週から学校が始まるらしいので
それが当たり前になるとこの寂しさも伝わりにくくなるのかな。

立ち直りました。

みそ味だと思っていたサバの缶詰がしょうゆ味だったショックから2か月半ぶりに立ち直りました!

明日か明後日ぐらいから以前通りか以前よりちょっとゆる目のペースで
更新できたらいいなといつか夢で見たような(遠い目)

絶望のGW

ずっと味噌煮だと思っていたサバ缶を開けたらしょうゆ味だった時の絶望感と言ったらもう…

フラカンライブ!


…を観るために今日は日比谷公園に来ているのです。

リハの音が聴こえてきて徐々に気持ちが盛り上がってきました!
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